日本にも海外にもたくさんいるNFTアーティスト!

日本にも海外にもたくさんいるNFTアーティスト!【2024最新】

NFTアーティストは日本国内にも、また世界中にたくさんいます。サイバー空間で人気を博すミームをアートとして仕上げたものや、音楽や写真のNFT化、またメタバースでの3Dアート化など、NFTアーティストの活動が注目されています。

この記事を読むとわかること
  • NFTアーティストの代表例
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目次

NFTアーティストは増えている!

NFTアーティストによる作品は、欧米を中心に盛んに売買が行われています。作品の中には数千万円で取引されるものがあったり、数億円の価値がつくものもあり、今後はさらにNFTアーティストが注目されると予想されています。

日本国内にもNFTアートを手掛けるクリエイターは多く、ユニークでオリジナリティあふれる作品やコンテンツを提供しています。

NFTアートのおすすめランキング

NFTアートのパイオニア「Nyan Cat」

Nyan Catの公式サイト
出典:Nyan Cat

可愛い猫のイラストをNFTアートとして仕上げたNyan Catは、もともとはミームと呼ばれるネット上で人気のある画像をNFT化した作品です。NFTアーティストとしてはパイオニア的な存在としても知られており、Nyan CatのGif画像はオークションサイトなどで数千万円の落札額がつくほど高値で取引されています。

Nyan Catが登場する前は、ネット上で人気のミームを現金化する方法が確立されておらず、この点は多くのクリエイターたちにとっては大きな課題でした。しかしNyan Catによってデジタルアートの現金化が実現したのです。現在のようにNFTアートが広く普及し、そしてクリエイターたちにもロイヤリティが支払われる制度が確立したことに対して、Nyan Catが大きく貢献したと言っても過言ではありません。

NFTアートの最前線と言えば「BEEPLE」

BEEPLEの公式サイト
出典:BEEPLE

BEEPLEは、マイク・ウィンケルマンというNFTアーティストによって作成されているコレクションです。彼はもともとデジタルアーティストの他にもアニメーターやグラフィック系のクリエイターとして活躍していた人物で、政治的なメッセージを作品の中に込めることで知られています。ポップカルチャーと政治的・社会的なメッセージの融合は、まさにウィンケルマン氏が得意とする分野なのです。

そんな彼が作成するNFTアートが、BEEPLEコレクションです。高いクオリティと芸術性を兼ね備えた見事な作品が詰まったこのコレクションは、世界的に知名度のあるクリスティーズというオークションハウスにおいて、なんと75億円程度で落札された実績もあり、世界中のコレクターから注目されています。

限定コレクションが大人気「Bored Ape Yacht Club」

Bored Ape Yacht Clubの公式サイト
出典:Bored Ape Yacht Club

類人猿のApeをモチーフにしたNFTアートは、アメリカのYuga Labが製作しています。Bored Ape Yacht Club(BAYC)はNFTに特化したコレクションで、個数が限定されているという点が大きな特徴です。モチーフとなるApeの表情や服装、頭の形やサングラスなど、170個以上のパーツをプログラミングによって作成し、それを組み合わせることでアート化を実現しており、そこにはイーサリアムブロックチェーンの技術が使われています。

Bored Ape Yacht Clubによるアートは、ラグジュアリー感のあるヨットクラブの会員カードとしても活用されています。そのヨットクラブはセレブやプロのアスリートなど有名人を多く会員に持っており、そのためでしょうか、Bored Ape Yacht Clubの画像も高値で取引されています。

視覚効果が魅力的な「Doodle」

Doodleの公式サイト
出典:Doodle

ポップで可愛いキャラクターが魅力のDoodleは、作品数が10,000個に限定されているNFTアートとして人気があります。作品にはApeやエイリアン、そして猫などがキャラクター化されており、それらはすべて数百個のパーツによって組み合わされているだけでなく、視覚効果を上手に利用している点が大きな特徴です。

Doodleは、高い人気があります。現在ではブランドを拡張するべく、SpaceDoodleという新コレクションも展開されています。ただし、誰でもアクセスできるというわけではなく、利用できるのはNFTコレクターのみに限定されています。

クリプトアートに大きな影響を与えた「CryptoPunks」

CryptoPunksの公式サイト
出典:CryptoPunks

CryptoPunksは、10,000個のユニークなNFTキャラクターとして人気があります。10,000個の作品はすべて異なっており、同じものはありません。

CryptoPunksはイーサリアムブロックチェーン技術を使ったデジタルアートで、クリプトアートが大ブームとなった火付け役と言っても過言ではありません。これはNFT初期に行われたプロジェクトの一つで、規格は当時の標準規格ERC-721に適合します。現在このアート作品は、イーサリアムのブロックチェーン上に存在する人物が所有していると考えられていますが、希少価値の高い作品であるため、なかなか見つけることは難しいでしょう。

NFTアーティストと言えば「Cryp Toadz」というほどの知名度

Cryp Toadzの公式サイト
出典:Cryp Toadz

Cryp Toadzは、NFTアーティストとしてトップレベルの知名度と人気を誇ります。Crypto Punksから影響を受けたカエルをモチーフとしており、6,969作品は発売開始から瞬く間に完売したという実績があります。この人気は現在でも継続しており、NFTアート作品が取引されるマーケットにおいては、常に最も取引されている作品コレクションに並ぶほどの人気があります。

ロンドンから発信するデジタルアート「XCOPY」

XCOPYの公式サイト
出典:XCOPY

XCOPYは、ロンドンを拠点としてデジタル世界へ提供するNFTアーティストとして人気があります。漫画を彷彿させるモデリングをはじめ、CMYKパレットを使用していたり、レトロなテレビ番組のような点滅グラフィックなどが、大きな特徴です。希少価値がとても高く、流通するNFTアートの数は約2,000点程度しかありません。そのため、取引は高額となっており、コレクションの売上トータルは数十億円にも上ります。

Web3初期から活動するミュージシャン「Steve Aoki」

Steve Aoki氏の公式サイト
出典:Steve Aoki

アメリカでDJ及びミュージシャンとして活動するSteve Aoki氏は、Web3が市場に出始めた頃からデジタルの世界で活躍しており、専門分野の音楽だけでなく、テクノロジーやファッションの分野と融合させた総合ビジネスを手掛けるクリエイターです。NFTアーティストとしては5年程度の活動期間ですが、彼の独特な感性と明るいポップな雰囲気のNFTアートは世界中から注目されています。

Tronブロックチェーンを使った「Cool Cats」

Cool Catsの公式サイト
出典:Cool Cats

可愛い猫をモチーフとしたNFTアーティストがCool Catsです。Tronブロックチェーン上で管理されている点が大きな特徴で、10,000点のNFT作品はすべてユニークで唯一無二の作品です。このコレクションは、猫の顔や表情をはじめ、服装やアクセサリーなど数多くの属性がプログラムされており、それらがランダムに組み合わされることによって生成されているという特徴があります。

またCool Catsは、保有するオーナー自身がモチーフをミントして、さらにアートの幅を広げたり、それを販売することも可能です。

現実社会の描写が斬新な「Mad Dog Jones」

Mad Dog Jonesの公式Instagram
出典:Mad Dog Jones

Mad Dog Jonesで知られているMichan Dowbak氏は、カナダを拠点として活動しているNFTアーティストです。彼の作品は、都会の日常風景とネオン風のテクノロジーを融合させたものが多く、現実社会の描写が多くみられる点が特徴です。

作品のモチーフは、都会の中で見かける日常的なモノに限定されていますが、無機なものや人工的なアイテムが多く選択されています。そこにネオン色や柑橘系のカラーを組み合わせることによって幻想的な雰囲気や独特な情緒を作り上げています。

NFTアーティストとして活躍する日本人

日本人を代表するアーティスト「村上隆」

日本のNFTアート界を牽引する代表的なアーティストと言えば、村上隆氏ではないでしょうか。国内はもとより世界中で活躍するNFTアーティストで、クリエイターとしての活動に加えて、映画監督やアートコレクター、また美術館や博物館の管理を行うキュレーターとしても活動しています。

村上氏がアーティストとして活動を開始したのは、1991年までさかのぼります。漫画やアニメなどのオタクカルチャーをふんだんに取り入れながら、フィギュアをモチーフにしたアート作品で脚光を浴びた彼は、世界的な知名度と人気を持つルイ・ヴィトンとのコラボなど多くの実績を重ねながら、国際的にも高い評価を得ました。

そんな村上氏がNFTアーティストとして活動の幅を広げたのは、2021年のことです。NFT初となるコレクション「108 Earthly Temptations」では、現実世界とバーチャルな世界を見事に融合させ、近未来を彷彿させる独特なテイストに仕上げました。現在は、NFTアーティストRTFKTとコラボしたコレクション「CLONE X」などもリリースしており、こちらも高い人気があります。

VR空間のアーティスト「せきぐちあいみ」

NFTアーティストの中でもVR空間の中に3次元の作品を作り出す人物として高い人気があるのは、せきぐちあいみ氏です。ライブペインターとして活躍する彼女は、もともとは芸能界でアイドルとして活動していた経験がある他、YouTuberやレポーターとしても活動していました。そんな彼女は2016年にVRアートから大きな感銘を受け、それをきっかけにVRアーティストとしての道を歩み始めました。

せきぐち氏は、メタバース上にイベント開催が可能な空間を作り出したり、メタバースとNFTを融合させたプロジェクトに取り組むなど、デジタル空間における世界観の拡大に尽力しています。引き込まれるような魅力を持つ彼女の作品は、NFTアート市場においても注目されています。

音楽分野で活躍するアーティスト「草野絵美」

草野絵美氏は、デジタル音楽ユニットとして知られるSatelite Youngのボーカルを務めるクリエイターで、音楽活動以外には大学で非常勤講師を務めたり、経営者としての顔もあります。過去にはライターやカメラマンとして活動していたこともあり、彼女が持つ多種多様な才能はバーチャルなNFTアートの世界でも人気を博しています。

NFTへの取り組みは2021年からスタートしましたが、すでにIPOというシングル曲を発表している他、NFTアルバム「Love is an IPO」もリリースするなど、活動は順調に進んでいます。

草野氏は、長男が夏休みの研究課題としてNFTに取り組み、なんと彼が作成したZombie ZooはNFT市場で数百万円の価格がついたことでも話題となりました。今後も目が離せないNFTミュージック界のアーティストと言えるでしょう。

トレーディングカードを作るイラストレーター「さいとうなおき」

さいとうなおき氏はもともと、トレーディングカードのイラスト部分を担当するイラストレーターとして活動していました。漫画やアニメにも大きく携わっており、ポケモンのキャラクターをデザインするなど、これまでに多くの実績があります。

さいとう氏がNFTアート市場へ参入したのは、2021年のことでした。出品者に対してロイヤリティが払われるというNFTアートの仕組みを自身の経験を持ってクリエイターたちに伝えるべく、自身の作品のNFT化に取り組みました。そんなさいとう氏の代表作品は、K-chan’N’です。これはNFTオークションでは数百万円の落札価格がつけられたほど高く評価され、現在でも多くのコレクターが彼の作品に注目しています。

NFTアーティストは今後も増えると期待

既に国内外には多くのNFTアーティストが活動しています。音楽や写真、イラストなど多種多様な分野でNFTアートを楽しめるだけでなく、どのブロックチェーンのプラットフォームに乗るかという点でも、それぞれのアート作品に独自性や異なる魅力があります。今後はさらにNFTアーティストが増えると予想されており、若い年代にも浸透することが期待されています。

デジタル空間内で作品を作るクリエイターにとっては、二次販売からもロイヤリティを受け取ることができるNFTの仕組みは、今後のクリエイティブな活動においてもモチベーションの維持にもつながることでしょう。

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Nowaku(ノワク)
監修者
某ネット証券にて株式投資を始めて以来、日本株を中心に資産を運用中。2020年からは仮想通貨にも投資対象を拡大し、現在は『Cyport|サイポート』の運営代表者としてWebメディア事業に携わっています。主な投資対象は、日本株、仮想通貨、海外ETF、FX。
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